「ほっ」と。キャンペーン

第18回日本静脈麻酔学会

日本静脈麻酔学会、通称J-SIVAへ出席しました。

今回のメインはopen TCIについてのパネルディスカッション。
海外ではディプリフューザーだけでなく、各種の薬剤切り替えて使えるopen TCIのポンプが使われています。これを使うと後発品のプロポフォールでもTCIが行えますし、レミフェンタニルのTCIも可能です。国内では市販の可能性はほとんどなさそうだったのですが、関係の先生方の尽力で市販の可能性が出てきました。
現在フレゼニウス カービ ジャパンから発売が予定されているのはInjectomat TIVA Agiliaというポンプで、プロポフォールとレミフェンタニルに対応しています。プロポフォールではMarshとSchniderのモデルが選択可能です。また血中濃度だけでなく効果部位濃度でのTCIも可能です。しばらくは時間がかかりそうですが今後に期待です。
それまではということで、U先生の開発されたPCによるopen TCIソフトも紹介されました。10年前はプロポフォールのTCI投与はPCとポンプをケーブルで接続して行っていましたからもう再現ということでしょう。いろいろ注意点があるので昔やったよという先生以外はお勧めしません。しばらくβテスト行ってから公開ということでした。
a0048974_2244434.jpg



講演はN田先生の「母集団への対応と個体差への対応」が面白かったです。統計の話かとおもったらTIVAの話でした。一般にプロポフォールの必要量には個人差が大きいといわれている訳ですが、レミフェンタニルがある程度効いた状態では以外に個人差がなく覚醒するということでした。たしかに私もある程度レミフェンタニルを持続しながら手術終了時にプロポフォール1.5μg/mlまで下げておくと、覚醒はほぼ1μg/mlというのをひとつの目安にしていたのでそういうことかなと思い聞いていました。

私の発表は、O崎先生に写真を撮っていただいたので掲示しておきます。
a0048974_22581382.jpg



最後は学会を途中で抜けて弾丸観光。ちょっとだけ秋の京都を感じることができました。
a0048974_2304461.jpg

[PR]
by yamorimo | 2011-11-26 23:00 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://eanesth.exblog.jp/tb/14074155
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 手術看護の超重要ポイントマスタ... 麻酔科医のためのiPad活用法... >>