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セボフルランからデスフルランへのスイッチ

噂ではデスフルランの承認が取れたようです。詳細は日本麻酔科学会で分かるのかもしれません。

さて、retractionになった論文の中から面白そうな論文をみつけました。ダウンロードするとThis Article Has Been Retractedと表示されます。

Desflurane Anesthesia After Sevoflurane Inhaled Induction Reduces Severity of Emergence Agitation in Children Undergoing Minor Ear-Nose-Throat Surgery Compared with Sevoflurane Inducion and Maintenance. Anesth Analg 2006;102:400

デスフルランは気道刺激性があり吸入での導入には向かないとされています。セボフルランは吸入で導入可能なので小児麻酔には適していますが、ご存じのように覚醒時に興奮するという欠点もあります。この論文はセボで導入後、デスフルランで維持すると、覚醒時間が早く、さらに興奮も少なかったとしています。小児麻酔領域でのデスフルランの使用法として、こんな使い方もアリということでしょう。

日本でも今後、セボフルランとデスフルランの使い分けがトピックになる(というかデスフルランをあえて使う症例があるのかどうか?)と思いますが、ひとつの使い道だと思われます。
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by yamorimo | 2011-04-23 17:35 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
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