橈骨動脈穿刺

またyshiba先生に怒られそうだが、交差法の橈骨動脈穿刺の例をアップしました。
拍動はよく蝕知できたので普通に穿刺していたのですが失敗を繰り返し、手術が始まってからゆっくり超音波ガイド下に再穿刺しました。動脈の周囲は結構血腫になっています。また動脈は太そうですが、血流がある領域は狭そうにみえます。血管穿刺では血管のど真ん中に穿刺針をコントロールするのがいかに重要なのかが改めて分かった症例でした。使用したのはいつものインサイトAです。ガイドワイヤーの挿入とカテの挿入まで超音波ガイド下にワンハンドで行っています。
交差法か平行法かは何となく秋くらいに学会でディスカッションされそうですが、個人的にはどちらも経験して3D的なイメージを把握する必要があると思っています。ソノサイトの新しいリニアプローブは幅が広すぎるのが欠点ですね(あと使い慣れていないので周波数を間違えて使っていますが視認性は充分でした)。いずれにしてもこの装置なら交差法でも成功率は高いと感じました。


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by yamorimo | 2011-01-16 01:40 | 麻酔 | Trackback | Comments(2)
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Commented by yshiba at 2011-01-16 10:46 x
蛇行が強い症例では交差法を僕も行ってますよ.交差法の問題は針先が動脈を貫いてしまう率が高いこと.平行法の欠点は,画像の真ん中あたりで動脈に刺入されると,動脈内に留置されるカテーテルの長さが不充分なことです.もっと針が長いものがあると便利かなと思ってます.
Commented by yamorimo at 2011-01-16 21:08
yshiba先生

今日内輪の勉強会で、先生の腋窩静脈穿刺の平行法の動画を紹介させて頂きました。どちらもやってみると3D的なイメージがつかめるのかなと思っています。
静脈だと、交差法でスタートして90°回転というのも試しています。
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