ハロタンの気化器

今回Sanuki先生とはご一緒した時間が長かったためか2人の重複が多い。Sanuki先生の紹介されていたDragerのハロタンの気化器は当然チェックしていた。
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この気化器が付いている麻酔器を自分は知っているのだが、さすがに気化器自体は使ったことはない。この気化器で注目したいのは温度計が付いていることと、温度による補正の線が入っていることである。現在の気化器では室温を考慮する必要はないが、当時の気化器では室温を確認しながら自分で温度補正をしないといけなかったのだろう。当然ガスモニタもないことを考えると当時の麻酔の困難さが理解できる。

世の中的にはより安全に確実にという方向になっていくわけだが、そこに甘えてはいけないよというのが私の迷言「TIVAは麻酔科医を育てる麻酔法である」の真意である。このコンセプトで吸入麻酔薬がTIVAに対抗するには低流量麻酔に向かうしかないと思っている。
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by yamorimo | 2010-11-12 23:30 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
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