The role of the Perioperative Period in Recurrence After Cancer Surgery ②

Role of the Neuroendcrine System

ストレス反応のマーカーであるエピネフリンやノルエピネフリンは周術期に上昇する。これらのマーカーはストレスと癌の伸展の関係に関与する。癌細胞にはβ受容体が発現しマーカーの作用を受ける。カテコラミンは卵巣癌細胞の浸潤能を促進したり、血管の内皮の増殖を促進し転移に影響する。カテコラミンは、細胞性免疫の抑制を同時にβ1とβ2受容体の活性化を介して癌細胞の転移と血管増殖に影響する。

Role of Inflammatory System

サイトカイン、ケモカイン、プロスタグランジンやシクロオキシゲナーゼは、免疫抑制、アポトーシス抵抗性と血管新生の促進を介して癌細胞の増殖を促進する。
慢性の炎症がある種の癌に関与することは明らかだが、周術期の急性炎症と癌との関係は明らかではない。IL-2やインターフェロンγの減少とIL-6とIL-8の上昇が周術期のNK細胞活性の抑制と関与している。

Role of the HPA Axis

視床下部-下垂体-副腎(HPA)系を刺激する痛み刺激は免疫抑制に関与する。痛みはHPA系と交感神経系を活性化し免疫抑制を生じる。急性痛はNK細胞の活性を抑制し腫瘍の増殖を促進することが動物実験で証明されている。同様に動物実験で、疼痛の緩和が手術により引き起こされる転移の増加を抑制することは驚くべき事ではない。
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by yamorimo | 2010-08-21 00:29 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
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