熊本大学で超音波ガイド下の神経ブロックとCV穿刺のセミナーを行いました。両者を1日で行うセミナーは初めてでしたがこれもありかなと思いました。
神経ブロックの場合はモデルを使ったハンズオンがメインになります。ここでは目的とする神経が描出するトレーニングです。しかし実際の穿刺では超音波下に針を穿刺する技術が必要になるのでファントムや肉などでの穿刺トレーニングも必要です。 CV穿刺はこの部分をシミュレーターを使うことで練習するのがメインになります。両者をうまくコラボすれば短時間でも有効なセミナーになるのではと可能性を感じた1日でした。 ![]() 今月はWeb講演2回と今回のセミナー講師でさすがに疲れました。 Web Refresher Courseは無事終了しました。ご視聴有り難うございました。
追加のご質問などあればこちらでもお受けします。 当日の視聴者向けアンケートの結果です。 1)TCIポンプでプライミングボタンを押して入った量はTCIの計算に入っている。 はいが17% 正解は入っていません。 2)TIVAでBISモニタを使用していますか? 全例使用が3/4。うち2/3は麻酔導入前から、1/3は導入後。 ![]() アストラゼネカのWeb Refresher Courseは本日19:00からです。登録された先生はお忘れないように。
内容はTCIの基本とお作法みたいな部分になります。意外に知らないで使っているポイントもあるかもです。 Mcrosoft Skydriveはマイクロソフトが提供するDropbox対抗のクラウドストレージ?である。
これまでもマイクロソフトオフィスのファイルはクラウド保存が可能で、さらにWeb Appでオフィスをインストールしていない環境でも簡単な操作が可能だった。これがGoogleよりも使いやすいのかというと微妙だったのであまり使っていなかった。 今回、クラウドストレージのSkydriveがiPhone/iPadとMac用のアプリが提供され、Dropboxに似た環境として使えるようになっている。微妙なのはwindows用のソフトがVista以降対応でありXPでは使えない。マイクロソフト的にはXPはサポートを終了する環境だろうが普及率から考えるとどうなのか。たぶん次のwindows8や新しいオフィスではこの機能が活用されるのだろう。いずれにしてもwindows、Mac、iPhone/iPad間のファイル共有に新しい方法ができたということで活用してみたい(ちなみにアンドロイド用はまだ)。 ちなみに容量は7GBです。私はメインがwindowsXPなのでむしろMacのファイルバックアップに使用予定。
アボットのラインカンファレンスで「分かりすぎる!セボフルランの使い方」について講演しました。
![]() ポイントは、 現在のセボフルランの役割は手術中就眠させる薬という位置づけである。 手術中はMACawakeの2倍、1.2%を基準にして使用する。 術中の侵襲はレミフェンタニルと区域麻酔で対処し、セボフルラン濃度は変えない。 セボフルラン麻酔中の術中覚醒はいづれも何らかの理由でセボフルラン濃度を低下させたときにおこっている。 覚醒時は呼気セボフルラン濃度が0.3%になるまでは人工呼吸を継続する。 抜管後の無呼吸は患者を再入眠させる。 などです。こちらでもおなじみの飛行機写真を使いながらうまくまとめたと思います。後日ビデオでの視聴も可能ですのでアボットの担当者とご相談下さい。 連休もあと1日になりました。少しのんびりではありますがずっと原稿に追われています。
そんな中インストールしたのがFlightRader24です。iPhone用の飛行機運航状況表示アプリです。リアルタイムに世界中の飛行機の位置をgoogle map上に表示してくれます。 ![]() 眺めているだけでも面白いですが、早速空港まで持参してみました。これがあれば滑走路のどちらからアプローチしてくるかが分かります。 ![]() 最近は滑走路近くの岡の上で到着を待っていたのですが、南からアプローチすることが分かったので滑走路ぎりぎりで撮影してみました。ほぼ正面から来るので撮影は一瞬です。 こんなことより原稿書かねば、、 連休も中休みというか多くの人はお仕事だと思います。そして連休の谷間は基本忙しいですね。後半はどうも天気は今ひとつの様子。そこで連休前半の写真を紹介します。
![]() こちらではお馴染みボーイング787です。これは8号機みたいなので機材も増えてきましたね。 ![]() 連休初日は天気がよかったので自転車で遠出(といっても50kmほど)してみました。体重がそれなりにしぼれてきたのが励みになります。 連休ですがいかがお過ごしでしょうか?いよいよ5月です。
さて連休明けの5/8はアボットのラインカンファレンスに登場します。昨年は首都圏の台風で大混乱でしたが今年はどうでしょう。「分かりすぎるセボフラン麻酔」というタイトルでこちらに掲載したニコニコセボフルラン麻酔をモディファイして講演します。 次の週は5/18にアストラゼネカのこれまたインターネット講演会に司会役で登場します。こちらは果たしてどうなるのか楽しみです。アボットのように会場を設定して講演を中継というスタイルからネットでストリーミングという方向へ変わっていくのでしょうが、初の試みだけにトラブルなどが心配です。 お時間ありましたらどちらもご覧下さい。アボットはセボを丸石から買っている施設へは案内されませんので悪しからず。
今日は重症不整脈管理とβ遮断薬について東邦大学循環器内科の池田先生の講演を拝聴した。
重症不整脈、VT/VFの治療についてまずガイドラインを振り返ってみる。 1999年のACC/AHAのガイドラインでは薬物療法としてはリドカイン、プロカインアミド、アミオダロンが推奨されていた。これが2004年にはアミオダロンのみとなりプロカインアミドとリドカインは消えた。一方2008年の日本循環器学会のガイドラインではアミオダロンとともに日本独自のニフェカラントとβ遮断薬になっている。 2010年のAHAガイドラインでは脈のあるVTではアミオダロン、プロカインアミド、ソタコールが推奨されこれを元に日本のガイドラインではアミオダロン、プロカインアミド、ニフェカラントとβ遮断薬とした。 リドカインの抗不整脈効果については患者の予後改善効果がないことが証明されている。しかし依然として日本のリドカイン使用量は減っていない。 アミオダロンはIII群に属するがI~IV群までのすべての薬理作用を有する。作用は用量依存的、効果が発現するためには数時間を要する。副作用は血圧低下と徐脈。 日本の用量は、 1A/150mgのうち、125mgを10分で投与後、50mg/hで6時間、25mg/hで維持する。 ニフェカラントは日本でのみ使用可能。アミオダロンと同じIII群に属する。 心機能の抑制がなく即効性が高い。 副作用はQT延長によるトルサードポアン。経口薬がない。 このため現状では、アミオダロン>ニフェカラントとなっている。 β遮断薬は、III群薬が向こうの症例で有効。 つまりVT/VFの原因は主としてリエントリーでありIII群薬が有効だが、異常自動能が関与している症例では交感神経の緊張が原因でありこの場合は、鎮静とβ遮断薬が有効である。 Electrical Storm(ES) ランジオロールはβ1選択性がたかく半減期も短い理想的な薬剤である。 演者らは、アミオダロン、ニフェカラント無効のVT/VFに対して低用量のランジオロール投与を試みた。 投与量は、2.5μg/kg/min(添付文書使用量の最低の1/4)から投与を開始、10分で無効なら倍量にして上限を80μg/kg/minとしている。 通常は5~10μg/kg/minで効果が出る。 欠点はコスト。そこで効果が出たら経口のアーチスト、メインテートに切り替えていく。 質疑応答。 院外心停止例での使用は? 海外ではアミオダロンしかないのでガイドラインは300mgとしたが心静止となる可能性もある。半量とするかニフェカラントを使用するとよいだろう。 リドカインは緩和ケアで鎮静として使われているのでは? リドカインは中枢神経に作用する。CCUでのリドカインの使用を中止したらCCU症候群が減った。 今回はOnoの提供なのでそれらしい講演だったが勉強になった。
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