私の本の紹介

日本麻酔科学会が終わりました。この学会を通して感じたのは麻酔科学会はもはや出席だけでなく、講演をきちんと聴かないといけなくなったということです。そんな中私の本を3冊発売しましたので改めて紹介します。

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「はじめての麻酔科学」ははじめての単著です。全身麻酔に必要な、吸入麻酔薬、静脈麻酔薬、オピオイド、区域麻酔、筋弛緩薬、モニターを簡潔にしかも薬物動態から解説しています。麻酔専門医を目指す後期研修医の先生にお勧めです。

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「気道管理に強くなる」は、上嶋先生、駒澤先生との共同編集です。医学シミュレーション学会のDAMインストラクターを中心に、ガイドライン、各種デバイス、テクニック、さらに環境作りまで幅広く網羅しています。こちらも後期研修医を中心に、気道系の関わるすべての医師にお勧めです。羊土社らしいカラーたっぷりの編集が気に入っています。

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「超音波ガイド下末梢神経ブロック2実践25症例」は好評の前著の第2弾です。ダブりはありませんので2冊でご活用下さい。今話題の、内転筋間ブロック、PECSブロック、QLBなどすべて網羅しました。末梢神経ブロックの実践には必須の本です。

以上3冊。よろしくお願いします。
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# by yamorimo | 2016-06-04 01:08 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

PNB49シール

日本麻酔科学会期間中に「超音波ガイド下末梢神経ブロック実践24症例」あるいは「超音波ガイド下末梢神経ブロック2実践25症例」をお買いになった先生は私に声を掛けて下さい。もれなくLiSA編集部特製のPNB49シールを差し上げます。購入は自己申告で結構です。枚数に限りがあることをご了承下さい。少なくとも学会懇親会には顔を出します。
よろしくお願いします。
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# by yamorimo | 2016-05-24 21:42 | PNB | Trackback | Comments(0)

第6回Nippon Neuromuscular Meeting

Nippon Neuromusucluar Meetingの講演記録

日本大学の鈴木先生
この会の常連でほぼ筋弛緩の分野では日本のリーダー的存在に

筋弛緩モニタリング

尺骨神経刺激の場合
中枢を陽極(シロ)、末梢を陰極(クロ)で。
電極間は3—4cm離す。
トランスデューサーは母指が事由に動けるように。

刺激は最大上刺激
通常は 50mhz
高すぎると筋の直接刺激になる
セッティング後にキャリブレーション

TOF-Watch
設定した刺激電流をもとに収縮高を100%
TOF-WatchSX
CAL-2では最大上刺激を求めてキャリブレーション

刺激を開始すると、
Stair case phenomenon
徐々に反応高くなる。早く安定させるにはテタヌス刺激をする。臨床では無視でよい。TOF比には影響しない。

筋肉による違い。
後脛骨神経刺激は尺骨神経刺激よりon set遅く、回復早い。
皺眉筋はon set早く、回復早い。

筋弛緩の特徴は横隔膜、喉頭筋と近い
強度は30mA程度

維持
TOF2ではバッキング、体動を起こす可能性あり
PTC5以下が必要

PTCは少なくとも6分間隔で。やりすぎは回復を早める。

皺眉筋ではT110%以下で母指ではPTC5以下になる。


吉野先生
外科医の立場から筋弛緩の必要性を述べた

腹腔鏡手術では、筋弛緩の不足は
ワーキングスペースの減少
ポートの可動性低下によるかんし操作不良を来す
また、気腹圧の上昇は術後痛を増強する

外科医の立場からは腹腔鏡下手術では十分な筋弛緩の維持をお願いしたい。

スガマデクスとせん妄
高齢者の増加で外科手術後のせん妄が問題
後ろ向き調査では
ワゴスチグミンで拮抗よりもスガマデクスは術後せん妄の頻度を減らしていた。
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# by yamorimo | 2016-05-14 23:11 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

気道管理に強くなる

羊土社より、上嶋先生、駒澤先生との共同編集で「気道管理に強くなる」を発売します。

JSAはもちろんASAなどの各種ガイドライン
声門上器具とビデオ喉頭鏡は発売中のほぼすべてを解説
さらに教育体制まで
気道管理のすべてをコンパクトにまとめています。麻酔科学会の会場などでぜひご確認の上、ご購入下さい。

詳細はこちらから。5/20発売です。
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# by yamorimo | 2016-05-14 09:56 | DAM | Trackback | Comments(0)

はじめての麻酔科学

ずでに紹介している拙著「はじめての麻酔科学」が克誠堂のホームページで紹介されています。

全体として初期研修医から後期研修医を対象としていますが、専門医の先生にも知識の確認になると思います。ぜひ書店でご確認の上お買い求め下さい。

Amazonではこちらから。
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# by yamorimo | 2016-05-08 00:01 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

超音波ガイド下末梢神経ブロック2 実践25症例

超音波ガイド下末梢神経ブロック2 実践25症例の目次がメディカルサイエンスのホームページにアップされています。前作よりさらにパワーアップした第2巻です。間違いなくお勧めです。

総論
1 なぜ今,神経ブロックなのか
  手術の「方便」から周術期チームの「基本的要素」への道

2 抗血栓療法と神経ブロック
  抗血栓薬の薬理学的特性と神経ブロックの出血性合併症にもとづいて判断する

3 末梢神経ブロックと安全対策
  そのブロック,間違えていませんか?

4 腰神経叢ブロック再考
  胸腰筋膜との関係を含めて

5 脊柱管の超音波解剖と臨床への応用
  プレスキャンによる質の担保

6 小児の術後鎮痛法と末梢神経ブロック
  マルチモーダル鎮痛を行おう

7 末梢神経ブロックにおけるトリプルガイダンス
  超音波画像,神経刺激に加えて,注入圧も重要な情報源!!

コラム1 超音波装置に針強調技術
     針が光って見えるってホント?!

8 神経ブロック針とその描出
  安全に神経ブロックを行うために,もういちど見直してほしい

コラム2 catheter-over-needle
     持続末梢神経ブロック革命


症例検討
section1 頭頸部
ミニ解説1 頭頸部の神経ブロック
      頭頸部で可能な超音波ガイド下神経ブロック

症例1 下顎骨部分切除と頸部廓清術
    超音波ガイド下による下顎神経ブロックと深頸神経叢ブロックの実際

コラム3 欧州区域麻酔学会(ESRA)の専門医制度
     チームで勝ち取った3年間の軌跡

section2 上肢
ミニ解説2 腕神経叢ブロック斜角筋間アプローチの注意点
      超音波時代において,神経刺激はもう必要ないのか?

症例2 肩関節手術
    持続腕神経叢ブロックとデクスメデトミジン鎮静で,患者満足度の高い早期離床を実現する

症例3 肩関節腱板修復術
    ステロイドを局所麻酔薬に添加すると腕神経叢ブロックの鎮痛時間が延長する!

症例4 鎖骨骨折の観血的プレート固定術
    最小限の局所麻酔薬と効果範囲で,最大限の満足を

症例5 頸髄損傷患者に対する肩関節手術
    横隔神経麻痺を回避して肩関節の鎮痛を得る

症例6 肘骨折に対する骨接合術
    肘周囲の手術には鎖骨上アプローチが第一選択

症例7 選択的知覚神経ブロックによる腱移植術および手関節形成術
    覚醒下で動源となる筋収縮と腱張力を術中に確認し,確実な手指機能の再建を行う


section3 下肢  
ミニ解説3 内転筋管ブロック
      選択的神経ブロックの進化と深化

ミニ解説4 膝関節局所浸潤麻酔
      局所浸潤麻酔の現状と,これからの課題

症例8 大腿骨頸部骨折
    高リスク患者に対する神経ブロック:難題に立ち向かい早期リハビリテーションを目指す

症例9 人工膝関節置換術1
    持続大腿神経ブロックと関節内浸潤麻酔で脱硬膜外麻酔を目指す

症例10 人工膝関節置換術2
    強力な鎮痛と運動機能の温存の両方を目指す

症例11 前十字靭帯再建術
    リハビリテーションの早期開始による現役への早期復帰をねらった麻酔管理

症例12 足関節骨折
    健肢の筋力を保持したまま患肢の持続疼痛管理を行う


section4 体幹  
ミニ解説5 腹横筋膜面ブロック
      広範囲の鎮痛を確実に得るためには

コラム4 創部浸潤麻酔
     術後鎮痛法の一つとして,今後,発展が期待される

ミニ解説6 胸筋神経(PECS)ブロック
      乳癌手術の術後鎮痛に広がりつつある

症例13 悪性胸膜中皮腫の胸膜切除/肺剥皮術
    集学的治療とマルチモーダル鎮痛で管理する

症例14 乳癌手術1
    局所麻酔薬を最大限利用して,患者の満足度向上を目指す

症例15 乳癌手術2
    術後鎮痛には,簡便なPECSブロックを

症例16 経カテーテル的大動脈弁留置術の心尖アプローチ
    積極的な術後鎮痛で早期回復に貢献する

症例17 腹腔鏡補助下胃全摘術
    肋骨弓の外側で手術創に妨げられずにブロックを実施

症例18 開腹胆囊摘出術
    腹腔鏡下手術から開腹術に変更になっても,臨機応変にブロックを追加する

症例19 卵巣癌に対する婦人科開腹手術
    うまく使えば硬膜外麻酔に勝るとも劣らない方法

症例20 腹腔鏡下子宮全摘術
    腹横筋起始部から中枢側へアプローチして,よりよい鎮痛効果を狙う

症例21 病的肥満妊婦の帝王切開術に対する脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔
    病的肥満患者であっても,確実に穿刺し,全身麻酔を回避する

section5 小児 
症例22 腹腔鏡下虫垂切除術
    子どもの快適な術後のために

症例23 臍ヘルニア根治術
    日帰り手術には超音波ガイド下腹直筋鞘ブロックを第一選択に

症例24 鼠径ヘルニア根治術
    日帰り手術を妨げる症状を予防する

症例25 新生児の動脈管開存症
    より少ない麻薬使用量で,より効果的な周術期管理を
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# by yamorimo | 2016-05-03 22:22 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

「はじめての麻酔科学発売」

はじめての麻酔科学が発売されています。

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よろしくお願いします。専門医以上の先生は現物をみてからがよいと思います。
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# by yamorimo | 2016-04-30 11:05 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

超音波ガイド下末梢神経ブロック2 実践25症例

ことしは日本麻酔科学会前に3冊の本を出版します。第2弾は「超音波ガイド下末梢神経ブロック2 実践25症例」です。
表紙はこちら。前作を踏襲しながらも2であることを強調したデザインとしました。
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序文はこちら。
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内容的にはここ2-3年の間に定着したいくつかのブロックをとりあげました。
PECS、QLB、内転筋管ブロックなどです。ガイドライン作成中ではありますが、ブロックと抗凝固療法も詳しく解説されています。現在多くの麻酔科医が疑問に思っているポイントについてはそれなりの回答が得られるのではないかと思います。ぜひお読み下さい。

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# by yamorimo | 2016-04-24 11:38 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

日本手外科学会

他流試合ということで、日本手外科学会でランチョンセミナーの講師を担当しました。後援はコニカミノルタです。コニカやミノルタというと私の中ではフィルムやカメラというイメージですが、現在もリニアプローベの表面の膜にフィルムの技術が使われているそうです。
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手外科領域での超音波の利用はブロックだけでなく診断にも使われています。その中で麻酔科の立場から、確実で安全な超音波ガイド下ブロックの実践についてお話ししました。HS-1のサンプル動画を置いておきます。腕神経叢ブロック腋窩アプローチですが、18MHzの高周波数を生かした高解像度の画像が特徴です。針を青く強調する機能がどちらかというと筋膜や投与した局所麻酔薬にかかってしまうのが残念。学会の機械展示などで画質をご確認下さい。

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# by yamorimo | 2016-04-23 09:47 | PNB | Trackback | Comments(0)

はじめての麻酔科学(内容)

はじめての麻酔科学の中味です。

まずは序文。
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次に目次です。
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# by yamorimo | 2016-04-21 22:47 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)